差を縮めることはできますが、完全に同じにすることはできません。差がボリュームから来ているのか、形や位置から来ているのか、それとも肋骨の形から来ているのかで、調整できる幅が変わります。
目次
- 左右差はどこから来るのか
- 調整できるものと難しいもの
- サイズを左右で変える場合
- 術後にも差が残る理由
- よくいただくご質問
左右差はどこから来るのか
もともと体は左右対称ではありません。胸の左右差も多くの方にあります。差を作る要素はいくつかの層に分かれます。
乳腺の量、脂肪の量、胸の下線の高さ、乳頭の位置と向き、そして土台となる肋骨の形です。
| 差の原因 | 調整できる幅 |
|---|---|
| ボリューム(乳腺・脂肪の量) | 比較的広い |
| 胸の下線の高さ | 一定の範囲で調整可能 |
| 乳頭の位置 | 状態により調整を検討 |
| 肋骨の形・胸郭の非対称 | 豊胸手術では限定的 |
調整できるものと難しいもの
ボリュームの差は、左右でサイズを変えることで縮められます。下線の高さも、ポケットを作る位置である程度調整できます。
一方、土台である肋骨の形そのものが左右で違う場合、その影響は残ります。この場合、正面から見た印象は近づけられても、角度によっては差が見えることがあります。
診察では、どの要素が差の主因かを確認し、どこまで近づけられるかを先にお伝えします。
サイズを左右で変える場合
左右で違うサイズのインプラントを入れることがあります。差が大きい場合の標準的な考え方です。
ただしサイズを変えれば必ず揃うわけではありません。皮膚のゆとりや組織の厚みも左右で違うため、同じ差を埋めても見え方が揃わないことがあります。
術後にも差が残る理由
回復の過程で、左右の腫れの引き方が異なります。初期の見え方は最終的な結果ではないため、判断は落ち着いてから行います。
そして、もともとの体の左右差は残ります。完全な対称よりも自然なバランスを目標にするほうが、結果としてご満足いただけることが多いと感じています。
よくいただくご質問
Q1) 片側だけ手術できますか?
A1) 可能な場合があります。ただし全体のバランスを見るために両側を確認したうえで判断します。
Q2) どのくらい揃いますか?
A2) 差の原因によります。診察でどこまで近づけられるかを具体的にお伝えします。
Q3) 授乳後に左右差が出ました。戻せますか?
A3) ボリュームと下垂の状態を確認したうえで方法を検討します。診察でご相談ください。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。