豊胸の切開はどこにするのか — 三つの位置とその選び方

執筆: エスエム(SM)美容整形外科 | 発行日: 2026/8/9

切開位置は乳輪、腋窩(わきの下)、バストの下(乳房下ライン)の三つがあります。どれが絶対的に優れているということはなく、傷が残る場所、手術中の視野、インプラントを入れる経路がそれぞれ異なります。皮膚の状態とご希望のサイズを合わせて確認したうえで決めます。

目次

  1. 三つの位置の違い
  2. 傷が目立ちにくいかどうかの考え方
  3. 手術中の視野という観点
  4. 再手術を見据えた選択
  5. よくいただくご質問

三つの位置の違い

乳輪切開腋窩(わきの下)切開バストの下(乳房下ライン)切開
傷の位置乳輪の縁わきのしわに沿って胸の下のライン
傷の見え方色の境目に重なる腕を下ろすと隠れる下着やビキニのラインに隠れやすい
手術中の視野中央から確認しやすい距離があり工夫が必要直接的に確認しやすい
向いている場合乳輪に一定の大きさがある胸に傷を作りたくない大きめのサイズ、再手術

傷が目立ちにくいかどうかの考え方

どの位置でも傷は残ります。目立ちにくさは位置そのものより、皮膚の性質と縫合の仕方、そして術後の経過に左右されます。

当院では皮下層の縫合にストラタフィックス(STRATAFIX)を使用しています。結び目を作らず糸全体に張力が均等に分散する構造で、切開部が開いたり傷が広がったりするのを抑えるのに役立ちます。

もともと傷が残りやすい体質かどうかも、診察で確認する項目です。ご自身で気になる傷があれば、その部分を見せていただくと判断の助けになります。

手術中の視野という観点

見えている状態で操作できるかどうかは、出血の管理と左右差の調整に関わります。腋窩からのアプローチは胸に傷を作らない利点がある一方、距離があるぶん操作に工夫が必要です。

サイズが大きくなるほど、また再手術で被膜の処置が必要になるほど、直接確認しやすい位置が選ばれることがあります。

再手術を見据えた選択

インプラントは一生使用を保証するものではありません。将来的に入れ替えや除去を行う可能性を考えると、その際にアクセスしやすい位置かどうかも判断材料になります。

初回の手術でこの点まで説明を受けているかどうかは、後になって効いてきます。カウンセリングでは、今回の手術だけでなくその先の見通しまでお話しします。

よくいただくご質問

Q1) 一番傷が目立たないのはどこですか?

A1) 位置によって「隠れやすい場所」は変わりますが、目立ちにくさは皮膚の性質と経過にも左右されます。診察で皮膚を拝見してご説明します。

Q2) わきの下からだと授乳に影響しますか?

A2) 授乳への影響は切開位置だけで決まるものではありません。ご計画がある場合は必ずカウンセリングでお伝えください。方法の選択に関わります。

Q3) 日本で受けた手術の傷を使えますか?

A3) 状況によります。既存の傷の位置と状態を診察で確認したうえでご案内します。

作成 イ・ムヨン ・ エスエム(SM)美容整形外科 院長 ・ 形成外科専門医 ・ 大韓民国の医師免許2002年取得 ・ ソウル大学校医科大学卒業 ・ ソウル峨山病院 形成外科専門医 ・ 大韓乳房形成研究会 正会員 ・ カウンセリングから執刀まで院長本人が担当します

エスエム(SM)美容整形外科 ・ 大韓民国 ソウル特別市 瑞草区 江南大路435 チュリュソンビル9階 ・ 江南駅10番出口から徒歩2〜3分 ・ +82-2-537-3707 ・ 診療時間 月〜金 10:00〜19:00/土 10:00〜16:00/日・祝 休診 ・ 外国人患者誘致医療機関 登録番号 M-2021-01-08-6303(有効期間 2027年11月9日まで)

※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。