一番の違いは、被膜という既存の構造を扱うことです。初回は何もない場所にポケットを作りますが、再手術ではすでにできている膜と、前回の手術で変化した組織を前提に計画を立てます。そのぶん、事前の確認事項が増えます。
目次
- 扱う対象が増えます
- 決める順番は「どうするか」から
- 前回の情報が判断を助けます
- 手術内容と回復
- よくいただくご質問
扱う対象が増えます
| 初回手術 | 再手術 | |
|---|---|---|
| ポケット | 新しく作る | 既存のものを評価・調整 |
| 被膜 | なし | 状態に応じて処置 |
| 皮膚 | もとの状態 | 前回で伸びている場合がある |
| 切開位置 | 自由に選べる | 既存の傷を使うか検討 |
| 予測 | 比較的しやすい | 前回の影響を織り込む |
決める順番は「どうするか」から
再手術は方法選びから始まりません。「入れ替えるか、取り出すか、そのままにするか」を先に決めます。方法はそのあとです。この順番が逆になると、話が長くなり決断も難しくなります。
そして、除去した場合に手術前の胸に戻るわけではないという前提を最初に共有します。インプラントが入っていた期間、皮膚の伸び、組織の状態によって結果が変わるためです。
前回の情報が判断を助けます
いつ、どの方法で、どの製品を、どの層に入れたか。この情報があると計画の精度が上がります。手術記録や製品カードをお持ちであればご持参ください。
日本や他院で受けられた手術でも診察は可能です。記録が残っていない場合も、診察で現在の状態から判断していきます。
手術内容と回復
被膜の処置が必要な場合、手術の内容が増え、時間も延びます。日帰りが原則ですが、内容によっては1泊していただくことがあります。
日常復帰の目安は約3日ですが、初回より腫れが長引くことがあります。術後の経過確認と定期検診の日程はカウンセリングでご案内します。
海外からお越しの方については、ご帰国後も日本語で経過をご相談いただけます。処置が必要になった場合は再来院、または現地医療機関での対応が必要になることがあります。
よくいただくご質問
Q1) 何回まで入れ替えられますか?
A1) 回数の上限が決まっているわけではありません。そのつど皮膚と組織の状態を確認して判断します。
Q2) 前と同じ切開位置になりますか?
A2) 既存の傷を使えるか、必要な操作に適した位置かを診察で判断します。
Q3) 費用は初回より高くなりますか?
A3) 手術の内容によって変わります。被膜の処置が必要な場合は内容が増えます。カウンセリングで総額をご案内します。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。