被膜拘縮(カプセル拘縮)とは何か — 硬くなったと感じたときの見方

執筆: エスエム(SM)美容整形外科 | 発行日: 2026/8/9

体はインプラントの周りに薄い膜(被膜)を作ります。これ自体は自然な反応です。その膜が厚くなり縮むことで、胸が硬く感じられたり形が変わったりする状態を被膜拘縮と呼びます。硬さの感じ方には幅があり、経過観察でよい場合と処置を検討する場合があります。

目次

  1. 被膜そのものは異常ではありません
  2. どのくらいの状態を指すのか
  3. 気づくきっかけ
  4. 当院での術後ケア
  5. よくいただくご質問

被膜そのものは異常ではありません

体内に入った異物の周りに膜ができるのは、体の自然な反応です。この膜がインプラントを定位置に保つ役割を果たしている面もあります。

問題になるのは、膜が厚く硬くなり、縮んでインプラントを圧迫する場合です。このとき胸全体が硬く感じられ、形が丸く盛り上がって見えたり、痛みを伴ったりすることがあります。

どのくらいの状態を指すのか

段階のイメージ感じ方対応
柔らかく、見た目も自然気づかない定期検診で経過を確認
触ると少し硬い見た目は変わらない経過観察
硬さがはっきり分かる形にも変化診察で状態を確認
痛みを伴う日常で気になる処置を検討

段階の分け方は医学的な分類に基づくもので、実際の判断は診察で行います。

気づくきっかけ

多くの方は「以前より硬い」「片側だけ形が違う」という変化で気づかれます。時間をかけてゆっくり進むこともあれば、比較的短期間で変化することもあります。

硬さは主観的な感覚なので、ご自身の以前の状態との比較が最も参考になります。定期検診を続けていただくと、この比較が正確になります。

当院での術後ケア

当院では超音波を用いた胸の術後ケア専用機器CAPSを導入し、被膜の早期ケアに使用しています。

豊胸は手術が終わる時点ではなく、落ち着くまでの期間までが一つの過程です。同じ手術をしても、その後の経過管理で差が出ます。検診の日程を守っていただくことを、手術前のカウンセリングで必ずお伝えしています。

よくいただくご質問

Q1) 硬くなったら必ず再手術ですか?

A1) いいえ。硬さの程度と経過によって判断します。診察で状態を確認したうえで、経過観察でよいのか、処置を検討するのかをお伝えします。

Q2) 予防できますか?

A2) 完全に防ぐ方法はありません。術後の経過観察を続け、変化に早く気づくことが現実的な対応です。

Q3) 日本で入れたインプラントでも診てもらえますか?

A3) 診察は可能です。いつ、どの方法で手術されたかが分かると判断の助けになります。

作成 イ・ムヨン ・ エスエム(SM)美容整形外科 院長 ・ 形成外科専門医 ・ 大韓民国の医師免許2002年取得 ・ ソウル大学校医科大学卒業 ・ 大韓乳房形成研究会 正会員 ・ 豊胸手術 累計4,500件以上(当院自体集計・2013年開院〜現在) ・ カウンセリングから執刀まで院長本人が担当します

エスエム(SM)美容整形外科 ・ 大韓民国 ソウル特別市 瑞草区 江南大路435 チュリュソンビル9階 ・ 江南駅10番出口から徒歩2〜3分 ・ +82-2-537-3707 ・ 診療時間 月〜金 10:00〜19:00/土 10:00〜16:00/日・祝 休診 ・ 外国人患者誘致医療機関 登録番号 M-2021-01-08-6303(有効期間 2027年11月9日まで)

※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。