二つに分ける説明が広く知られていますが、診療で使う区分はそうではありません。目的に応じて加える術式があり、実際にカウンセリングで決めるのは「埋没か切開か」ではなく「何を解決するか」です。
目次
- 二択で説明できない理由
- ラインを作ることと、目を開ける力の話
- 日本の方に非切開が選ばれやすい背景
- 決める順番
- よくいただくご質問
二択で説明できない理由
埋没と切開はラインを固定する方法の違いです。しかし相談で実際に分かれるのはその手前にあります。まぶたの皮膚が厚いか、目を開ける力が弱いか、脂肪が多いか、以前の手術の跡があるか。これらによってすべきことが変わり、固定方法はそのあとに決まります。
同じ切開でも、脂肪を整理する場合としない場合、眼瞼下垂の処置を加える場合と加えない場合があります。埋没も同様です。
ラインを作ることと、目を開ける力の話
| 二重整形 | 眼瞼下垂手術(韓国でいう「目つき矯正」) | |
|---|---|---|
| 扱う対象 | 皮膚とその下の組織の癒着 | まぶたを持ち上げる筋肉 |
| 目的 | ラインを作る | 目の開き具合を調整する |
| 単独施行 | 可能 | 通常行いません |
| 腫れ | 相対的に少ない | 加えると強くなる |
目を開ける力が弱い状態でラインだけ作ると、眠そうな印象が残ります。逆に力は十分なのに筋肉まで触ると、目が開きすぎて不自然になります。
日本の方に非切開が選ばれやすい背景
当院の経験では、日本からお越しの方は非切開を、韓国の方は切開を選ばれる傾向があります。切開は腫れや内出血が長引きやすく、非切開は回復が早い傾向にあるため、日程の負担が選択に影響していると考えられます。
ただし好みと適応は別の問題です。状態に合わない方法はお勧めしません。回復が早くても、ご希望の変化が得られなければ意味がないからです。
決める順番
まず何を変えたいかを整理します。次に、そのために触るべき対象を決めます。固定方法はそのあとです。
カウンセリングで最初に術式名を出さないのは、この順番を守るためです。
よくいただくご質問
Q1) 埋没はいつか取れますか?
A1) 固定方法とまぶたの状態によります。まぶたが厚い、脂肪が多い場合は維持が難しい条件のため、別の方法をお勧めすることがあります。
Q2) 短い滞在で受けられますか?
A2) 切開を伴う場合は抜糸まで5〜7日が必要です。接着による無抜糸縫合が可能な場合は再来院が不要になります。カウンセリングで確認します。
Q3) 自然な仕上がりにしたいのですが。
A3) 自然さは方法ではなくラインの高さと形で決まります。低く細いラインほど変化が控えめに見えます。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・瘢痕・過矯正や低矯正・一時的に目が閉じにくいと感じることなど)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。