注入した脂肪が定着していく過程で、一部が硬く感じられることがあります。多くは時間とともに落ち着きます。ただし大きさが変わる、痛みを伴うといった変化がある場合は経過とは異なる可能性があるため、確認が必要です。
目次
- 硬く触れる理由
- 経過の中で落ち着くもの
- 確認が必要な変化
- 予防のために行っていること
- よくいただくご質問
硬く触れる理由
移された脂肪は、周囲の組織から酸素と栄養を受け取ることで定着します。受け取れなかった部分は吸収されますが、その過程で一時的に硬く感じられることがあります。
また、一か所に多く入った部分では、この現象が起こりやすくなります。層を分けて分散させて注入するのは、生着を高めると同時にこの点にも関わります。
経過の中で落ち着くもの
| 状態 | 見方 |
|---|---|
| 術後しばらくの全体的な硬さ | 腫れを含む。経過を見ます |
| 小さく硬い部分が触れる | 定着の過程。検診で確認 |
| 時間とともに柔らかくなる | 想定される経過 |
確認が必要な変化
大きくなっていく、痛みを伴う、赤みや熱感がある、皮膚の表面から見て分かるほど盛り上がる。これらは経過とは異なる可能性があるため、時期を待たずにご連絡ください。
ご帰国後もLINEで日本語でご相談いただけます。触れる位置と大きさをお伝えいただき、可能であれば写真もお送りください。
予防のために行っていること
注入量を欲張らないこと、層を分けて分散させることが基本です。一度に大量に入れるほど、生着にも硬さの面でも不利になります。
そのため、ご希望のボリュームが一度で届かない場合には、無理に詰め込むのではなく複数回に分ける、あるいは別の方法をご提案することがあります。採取できる脂肪量とご希望を照らして、最初にお伝えします。
術後の禁煙も重要です。喫煙は血流に影響し、生着にも関わります。
よくいただくご質問
Q1) マッサージすれば柔らかくなりますか?
A1) 時期と状態によって適否が変わります。自己判断で強く行うと影響が出ることがあるため、診察でご案内した方法で行ってください。
Q2) 硬い部分は取り除けますか?
A2) 状態によって対応が異なります。まず診察で確認し、経過を見てよいのか処置を検討するのかをお伝えします。
Q3) 検診はいつ行けばいいですか?
A3) 術後の検診日程はカウンセリングでご案内します。予定外の変化があれば、その前でもご連絡ください。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。