注入した脂肪はどれだけ残るのか — 定着と吸収の話

執筆: エスエム(SM)美容整形外科 | 発行日: 2026/8/9

移した脂肪の一部は時間とともに吸収されます。文献で報告されている生着率は50〜80%の範囲で、個人差が大きい数値です。当院の実測値ではなく文献の範囲としてお伝えしています。特定の数字をお約束することはできません。

目次

  1. なぜすべては残らないのか
  2. 落ち着くまでの時間
  3. 生着に関わる要素
  4. 複数回に分ける場合
  5. よくいただくご質問

なぜすべては残らないのか

移された脂肪は、新しい場所で血流とつながることで生き残ります。周囲の組織から酸素と栄養を受け取れた分が定着し、受け取れなかった分は吸収されます。

このため、一か所にまとめて大量に入れるより、層を分けて分散させて入れるほうが生着に有利とされています。

落ち着くまでの時間

時期状態
術直後腫れを含んで大きく見える
1か月前後腫れが引き、吸収も進む
3〜6か月落ち着いた状態に近づく

最終的な結果の判断は、落ち着いた時点で行います。術直後の見た目は最終形ではありません。

生着に関わる要素

注入した量、分散のさせ方、注入部位の血流、そしてご本人の体質が関わります。喫煙は血流に影響するため、術後の禁煙は生着の観点でも重要です。

体重の増減も影響します。生着した脂肪はご自身の組織として残るため、大きく体重が変わると胸のボリュームも変わります。

複数回に分ける場合

一度に大量に入れるほど生着に不利になることがあるため、目標のボリュームが大きい場合は分けて行うことがあります。

ただし回数を重ねるほど採取できる脂肪が減っていきます。採取可能量とご希望のボリュームを照らして、そもそも脂肪注入で届く範囲かどうかを最初に確認します。届かない場合は、無理に繰り返すのではなく別の方法をご提案します。

よくいただくご質問

Q1) 何%残るか事前に分かりますか?

A1) 事前に確定することはできません。文献の範囲として50〜80%とお伝えし、個人差があることを前提にご説明します。

Q2) 硬いしこりのように触れることがありますか?

A2) 注入量や分散のさせ方によって、硬く触れる部分ができることがあります。定期検診で状態を確認します。気になる変化があれば早めにご相談ください。

Q3) 太ったら胸も大きくなりますか?

A3) 生着した脂肪はご自身の組織なので、体重の変化に伴って変わることがあります。

作成 イ・ムヨン ・ エスエム(SM)美容整形外科 院長 ・ 形成外科専門医 ・ 大韓民国の医師免許2002年取得 ・ ソウル大学校医科大学卒業 ・ 大韓脂肪形成研究会 正会員 ・ カウンセリングから執刀まで院長本人が担当します

エスエム(SM)美容整形外科 ・ 大韓民国 ソウル特別市 瑞草区 江南大路435 チュリュソンビル9階 ・ 江南駅10番出口から徒歩2〜3分 ・ +82-2-537-3707 ・ 診療時間 月〜金 10:00〜19:00/土 10:00〜16:00/日・祝 休診 ・ 外国人患者誘致医療機関 登録番号 M-2021-01-08-6303(有効期間 2027年11月9日まで)

※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。