脂肪注入による豊胸は実際どう進むのか — 定着率50〜80%が意味すること

執筆: エスエム(SM)美容整形外科 | 発行日: 2026/8/9

ご自身の脂肪を採取して胸に移す方法です。異物が入らず触り心地が自然という利点があります。ただし移した脂肪がすべて生着するわけではありません。文献で報告されている生着率は50〜80%の範囲で、個人差が大きい数値です。この前提を最初にお伝えします。

目次

  1. どこから採り、どこへ入れるのか
  2. 期待できるボリュームの範囲
  3. 生着率という数字の読み方
  4. 向いている方と、そうでない方
  5. よくいただくご質問

どこから採り、どこへ入れるのか

腹部や大腿など、脂肪が採取できる部位から吸引します。採った脂肪は処理を経て胸に注入します。一か所にまとめて入れるのではなく、層を分けて分散させて入れるのが基本です。

そのため、採取部位のサイズダウンが同時に起こります。この点をご希望に含めて計画を立てる方もいらっしゃいます。

期待できるボリュームの範囲

脂肪注入インプラント
期待できる変化およそ1〜2カップおよそ3〜4カップ
材料ご自身の脂肪シリコンなど
予測のしやすさ生着率50〜80%(文献・個人差)サイズ選択で比較的予測しやすい
併せて確認すること採取できる脂肪量皮膚と組織のゆとり

3〜4カップの変化をご希望であれば、脂肪注入だけでは届きません。この場合はインプラントをご提案します。

生着率という数字の読み方

移した脂肪の一部は時間の経過とともに吸収されます。どのくらい残るかは、注入した量、分散のさせ方、ご本人の体質や術後の経過によって変わります。

50〜80%という幅は、文献で報告されている範囲であり、当院の実測値ではありません。特定の数字をお約束することはできず、術後3〜6か月ほどかけて落ち着いた時点が一つの目安になります。

複数回に分けて行う場合もあります。一度に大量に入れるほど生着に不利になることがあるためです。

向いている方と、そうでない方

採取できる脂肪が十分にある方、1〜2カップ程度の変化をご希望の方、異物を入れたくない方には適した方法です。

一方、痩せ型で採取できる脂肪が少ない方の場合、ご希望のボリュームに届かないことがあります。この場合、無理に採取して回数を重ねるよりも、別の方法をご検討いただくほうが結果につながることがあります。カウンセリングで採取可能量を確認したうえでお話しします。

よくいただくご質問

Q1) 残った脂肪はずっとそのままですか?

A1) 生着した脂肪はご自身の組織として残ります。ただし体重の増減に伴って変化することがあります。

Q2) しこりになることはありませんか?

A2) 注入量や分散のさせ方によって、硬く触れる部分ができることがあります。定期検診で状態を確認します。気になる変化があれば早めにご相談ください。

Q3) 何回くらい必要ですか?

A3) ご希望のボリュームと採取できる脂肪量によります。一度で目標に届く方もいれば、分けて行う方もいらっしゃいます。

作成 イ・ムヨン ・ エスエム(SM)美容整形外科 院長 ・ 形成外科専門医 ・ 大韓民国の医師免許2002年取得 ・ ソウル大学校医科大学卒業 ・ 大韓乳房形成研究会 正会員 ・ 大韓脂肪形成研究会 正会員 ・ カウンセリングから執刀まで院長本人が担当します

エスエム(SM)美容整形外科 ・ 大韓民国 ソウル特別市 瑞草区 江南大路435 チュリュソンビル9階 ・ 江南駅10番出口から徒歩2〜3分 ・ +82-2-537-3707 ・ 診療時間 月〜金 10:00〜19:00/土 10:00〜16:00/日・祝 休診 ・ 外国人患者誘致医療機関 登録番号 M-2021-01-08-6303(有効期間 2027年11月9日まで)

※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。