膨らみが主な原因なら脂肪再配置、皮膚のたるみが主な原因なら下眼瞼形成です。同じ「目の下が暗く見える」というお悩みでいらっしゃいますが、診察で確認するのはこの区分で、ここから方法が決まります。
目次
- 二つの原因を分けます
- 比べると分かること
- 両方がある場合
- 滞在日数との関係
- よくいただくご質問
二つの原因を分けます
目の下が暗く見える状態は大きく二つに分かれます。一つは目の下の脂肪が前に出て膨らみ、その下が相対的にへこんで影ができる場合。もう一つは皮膚とその下の筋肉がゆるんでしわと重なりができ、それ自体で疲れて見える場合です。
前者は段差をなくすことが目的、後者はゆるんだ組織を整えることが目的です。
比べると分かること
| 脂肪再配置 | 下眼瞼形成 | |
|---|---|---|
| 主な適応 | 膨らみが主な原因 | 皮膚のたるみが主な原因 |
| 扱う組織 | 目の下の脂肪の位置 | たるんだ皮膚と筋肉 |
| 切開 | 経結膜(非切開)の選択が可能 | 切開を伴う |
| 年齢の傾向 | 皮膚の張りが残っている場合 | 張りが落ちてきた場合 |
| 日常復帰 | 約3日 | 約7日 |
| 腫れの落ち着き | 約3日 | 約7日 |
いずれも個人差があります。
両方がある場合
膨らみとたるみが重なっていることは珍しくありません。この場合、脂肪を移して段差をなくし、同時に皮膚と筋肉を整える方向を検討します。
一方だけを行うと、もう一方が残ります。非切開で済ませたいというご希望はよく伺いますが、皮膚のたるみが残る状態では印象が変わりません。診察でこの点を先にお伝えします。
滞在日数との関係
海外からお越しの方にとって、この選択は日程に直結します。脂肪再配置は日常復帰まで約3日、下眼瞼形成は約7日です。切開を伴う場合は抜糸まで5〜7日が必要です。
当院の集計では、目の手術後平均2日でご帰国されています。ただし帰国できる時期と、人に会っても気づかれにくい時期は別です。ご帰国後の予定から逆算して日程を組むことをお勧めします。
よくいただくご質問
Q1) どちらか分からないのですが。
A1) 診察で確認します。上を見たときに膨らみが目立つか、皮膚を下に引いたときにしわが伸びるかが目安になります。
Q2) 同時にできますか?
A2) 併せて行う場合があります。回復期間は長いほうに合わせて見込んでください。
Q3) 若いうちは脂肪再配置だけで十分ですか?
A3) 皮膚の張りが残っていれば、その傾向はあります。ただし年齢ではなく実際の皮膚の状態で判断します。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・瘢痕・過矯正や低矯正・一時的に目が閉じにくいと感じることなど)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。