どちらが優れているという答えはありません。ご希望のボリュームが1〜2カップ程度なら脂肪注入で届き、3〜4カップをご希望ならインプラントが適しています。そのうえで、採取できる脂肪があるか、皮膚と組織にゆとりがあるかを確認します。
目次
- 最初に決めるのはボリューム
- それぞれの利点と限界
- 併用という選択
- 決める前に確認する三つ
- よくいただくご質問
最初に決めるのはボリューム
カウンセリングで製品名から入ることはありません。まずどのくらい変えたいかを整理します。この一点で選択肢がかなり絞られるからです。
| 脂肪注入 | インプラント | |
|---|---|---|
| 期待できる変化 | およそ1〜2カップ | およそ3〜4カップ |
| 材料 | ご自身の脂肪 | シリコンなど |
| 触り心地 | 自然 | 組織の厚みに左右される |
| 予測のしやすさ | 生着率50〜80%(文献・個人差) | サイズ選択で比較的予測しやすい |
| 同時に起こること | 採取部位のサイズダウン | — |
| 将来 | 体重変化の影響を受ける | 状態を見て入れ替えを検討 |
それぞれの利点と限界
脂肪注入は異物が入らないという点が最も大きな利点です。ただし移した脂肪がすべて残るわけではなく、採取できる脂肪が少ない方はご希望のボリュームに届かないことがあります。
インプラントはサイズを選べるため予測がしやすい方法です。一方で体内に入るものなので、状態を見ながら長く付き合っていくことになります。
併用という選択
インプラントで土台のボリュームを作り、輪郭が気になる部分に脂肪を足すという組み合わせを行う場合があります。組織が薄くインプラントの輪郭が出やすい方で検討されることがあります。
ただし手術の内容が増えるぶん、回復や費用の負担も変わります。必要かどうかを診察で判断し、必要でなければお勧めしません。
決める前に確認する三つ
第一に、ご希望のボリュームです。写真をお持ちいただくと具体的になります。
第二に、採取できる脂肪の量です。痩せ型の方はここが制約になります。
第三に、今後のご予定です。妊娠・授乳のご計画がある場合は、そのタイミングも含めて方法と時期を検討します。必ずカウンセリングでお伝えください。
よくいただくご質問
Q1) 痩せていても脂肪注入はできますか?
A1) 採取できる脂肪の量によります。少ない場合はご希望のボリュームに届かないことがあり、その場合は別の方法をご提案します。
Q2) 脂肪注入なら自然に見えますか?
A2) 異物が入らないため触り心地は自然です。ただし変化の幅は1〜2カップ程度です。大きな変化をご希望なら方法が変わります。
Q3) 迷っているのですが、当日決めなくても大丈夫ですか?
A3) 大丈夫です。カウンセリングで両方の見通しをお伝えしますので、その場で決めていただく必要はありません。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。