ご希望のカップ数はもちろん重要ですが、それだけでは決まりません。胸の幅、皮膚のゆとり、組織の厚み、胸の下線の位置。この四つが「入る範囲」を先に決め、そのなかでご希望に近づけていきます。
目次
- 体が決める範囲があります
- 幅とプロジェクション
- 皮膚のゆとりという制約
- 大きくしすぎた場合に起こること
- よくいただくご質問
体が決める範囲があります
| 見ている条件 | サイズ選択への影響 |
|---|---|
| 胸の幅 | 収まる直径の上限が決まる |
| 皮膚のゆとり | どこまで広げられるか |
| 組織の厚み | 輪郭が表に出るかどうか |
| 胸の下線の位置 | 形をどこに配置できるか |
診察ではこれらを実際に測り、つまんで確認します。カップ数の希望はこの範囲の中で調整していきます。
幅とプロジェクション
インプラントには直径(幅)と、前に出る高さ(プロジェクション)という二つの寸法があります。同じ容量でも、幅を広く取るか前に出すかで見え方が変わります。
胸の幅に対して直径が大きすぎると、寄りすぎたり脇にはみ出したりします。そのため、まず幅を決め、その中でボリュームを出す方向を選ぶという順番になります。
皮膚のゆとりという制約
皮膚は伸びますが限度があります。ゆとりが少ない状態で大きなものを入れると、皮膚に負担がかかり、輪郭も出やすくなります。
もともとの組織量が少ない方ほどこの制約が効きます。ご希望のサイズが無理なく収まるかどうかを先に確認し、無理があると判断した場合はその理由をお伝えします。
大きくしすぎた場合に起こること
短期的には、皮膚の張りが強く出て、輪郭が目立ちやすくなります。長期的には、重さによって位置が下がったり、皮膚が伸びたりすることがあります。
入れ替えや除去を検討する時期が早まることもあります。将来の見通しまで含めてサイズを決めるほうが、結果的に長く満足していただけると考えています。
よくいただくご質問
Q1) 何ccにすればいいですか?
A1) ccの数字だけでは決められません。胸の幅と皮膚のゆとりを測ったうえで、収まる範囲をお伝えします。
Q2) サンプルを当てて確認できますか?
A2) カウンセリングでサイズ感を確認していただけます。ご希望の写真をお持ちいただくと、より具体的にお話しできます。
Q3) 後から大きくできますか?
A3) 入れ替えで検討できます。ただし皮膚と組織の状態によって可能な範囲が変わります。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。