昔の手術から年数が経ったインプラント、替えるべきでしょうか

執筆: エスエム(SM)美容整形外科 | 発行日: 2026/8/9

年数だけで入れ替えを決めることはしていません。確認するのは状態です。問題なく経過していれば定期検診を続け、変化があればその時点で判断します。年数は判断材料の一つであって、期限ではありません。

目次

  1. 年数で決めない理由
  2. 検診で見ていること
  3. 入れ替えを検討する状況
  4. 何もしないという選択
  5. よくいただくご質問

年数で決めない理由

10年経ったから替える、という運用はしていません。長く問題なく経過される方もいれば、比較的早い時期に変化が出る方もいます。この差は製品だけで決まらず、組織の状態や経過にも左右されます。

一方で、インプラントは一生の使用を保証されたものではありません。いずれ確認と判断の時期が来るという前提で、定期検診を続けていただくのが現実的な付き合い方です。

検診で見ていること

項目確認すること
硬さ被膜の状態
位置の変化、下垂の進行
左右差片側だけの変化かどうか
痛み・違和感早めの対応が必要か
傷の状態経過

ご自身では気づきにくい変化を、以前の記録と比較して見られるのが検診の意味です。

入れ替えを検討する状況

硬さがはっきりしてきた場合、形が変わってきた場合、痛みがある場合が代表的です。

もう一つは、不具合ではなくご希望による入れ替えです。年齢や体型の変化に合わせてサイズや形を選び直す方もいらっしゃいます。この場合も、現在の皮膚と組織の状態が選択の範囲を決めます。

なお、当院で現在使用しているインプラントはモティバとメンターの2種類です。セビンについては、2025年3月にフランスの本社が裁判所の清算判決を受けて生産・出荷が停止し、メーカー保証も現在は適用されていません。すでに入れていらっしゃる方は、定期検診で状態を確認していただければ十分です。

何もしないという選択

状態が安定していて症状もなければ、そのまま経過を見るという選択が適切な場合があります。手術には必ず負担が伴うため、必要のない再手術はお勧めしません。

診察で「今は替えなくてよい」とお伝えすることも少なくありません。

よくいただくご質問

Q1) 何年ごとに検診に行けばいいですか?

A1) 状態によって異なります。診察で次回の目安をご案内します。

Q2) 日本にいるのですが検診はどうすれば?

A2) ご帰国後も日本語でご相談いただけます。経過にご不安があるときはご連絡ください。必要に応じて再来院をご案内します。

Q3) 除去だけして入れないこともできますか?

A3) 可能です。ただし手術前の胸に戻るわけではなく、入っていた期間と皮膚の状態によって結果が変わります。この前提を先にお伝えします。

作成 イ・ムヨン ・ エスエム(SM)美容整形外科 院長 ・ 形成外科専門医 ・ 大韓民国の医師免許2002年取得 ・ ソウル大学校医科大学卒業 ・ 大韓乳房形成研究会 正会員 ・ カウンセリングから執刀まで院長本人が担当します

エスエム(SM)美容整形外科 ・ 大韓民国 ソウル特別市 瑞草区 江南大路435 チュリュソンビル9階 ・ 江南駅10番出口から徒歩2〜3分 ・ +82-2-537-3707 ・ 診療時間 月〜金 10:00〜19:00/土 10:00〜16:00/日・祝 休診 ・ 外国人患者誘致医療機関 登録番号 M-2021-01-08-6303(有効期間 2027年11月9日まで)

※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。