授乳を終えたあとの変化は、大きく二つに分かれます。ボリュームが減った状態と、皮膚が伸びて位置が下がった状態です。この二つは対処が異なり、どちらが主かによって方法が変わります。両方ある場合は組み合わせを検討します。
目次
- 二つの変化を分けて見ます
- ボリュームが主な場合
- 下垂が主な場合
- 手術の時期について
- よくいただくご質問
二つの変化を分けて見ます
| 状態 | 見えている変化 | 主な対応 |
|---|---|---|
| ボリュームの減少 | しぼんだように見える | インプラント/脂肪注入 |
| 皮膚の伸びと下垂 | 位置が下がった、乳頭が下を向く | 挙上(リフト)を検討 |
| 両方 | しぼみと下がりが同時 | 組み合わせを検討 |
診察では、乳頭が胸の下線に対してどの位置にあるかを確認します。この関係が下垂の程度を判断する基準になります。
ボリュームが主な場合
皮膚のゆとりがそれほど大きくなく、位置も保たれている場合は、ボリュームを足すことで形が戻ります。
ご希望の大きさが1〜2カップ程度なら脂肪注入、3〜4カップならインプラントが選択肢になります。授乳による組織の変化がある分、術前の状態確認はより丁寧に行います。
下垂が主な場合
皮膚が伸びて位置が下がっている状態では、ボリュームを足すだけでは形が整いません。むしろ重さが加わることで下垂が進むことがあります。
この場合、挙上(リフト)の併用を検討します。皮膚を整えて位置を上げたうえで、必要ならボリュームを足すという順番です。
ボリュームを足すだけで解決すると申し上げないのは、この見極めが結果を分けるからです。
手術の時期について
授乳を終えてから、胸の状態が落ち着くまでには時間がかかります。落ち着く前に手術をすると、その後の変化で結果が変わることがあります。
また、今後の妊娠・授乳のご計画がある場合は、その点も含めて時期と方法を検討します。カウンセリングで必ずお伝えください。
よくいただくご質問
Q1) 授乳が終わってどのくらい待てばいいですか?
A1) 胸の状態が落ち着いてからの判断になります。時期は個人差があるため、診察で現在の状態を確認してご案内します。
Q2) 手術後に授乳できますか?
A2) ご計画がある場合は方法の選択に関わります。必ず事前にお伝えください。
Q3) リフトの傷は大きいですか?
A3) 下垂の程度によって必要な範囲が変わります。診察で状態を確認したうえで、想定される傷の位置と範囲をご説明します。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・被膜拘縮・瘢痕・感覚の変化など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。