何を入れられたか分からない状態は不安だと思います。ただし「すぐ全部取り出す」ことが最善とは限りません。何が、どこに、どのくらい入っているかによって対応が変わるため、まず状態を確認するところから始めます。
目次
- まず確認すること
- すぐに取り出すことが難しい理由
- 対応の考え方
- 診察でお伝えいただきたいこと
- よくいただくご質問
まず確認すること
| 確認項目 | 意味 |
|---|---|
| いつ入れたか | 組織との馴染み方 |
| どこに入れたか | 周囲の構造との関係 |
| 何を入れたか(分かる範囲) | 対応方法の判断 |
| 現在の症状 | 硬さ、痛み、変形の有無 |
| 変化の有無 | 進行しているかどうか |
分からない部分は「分からない前提」で計画を立てます。診察と必要に応じた検査で、現在の状態から判断します。
すぐに取り出すことが難しい理由
注入物は時間とともに周囲の組織と混ざっていることがあります。境界がはっきりしない状態では、取り出そうとすると周囲の正常な組織まで一緒に取ることになります。
その結果、へこみや変形が残ることがあります。取り出したあとの状態が、今より良くなるとは限らないということです。
そのため、症状がなく安定している場合は、経過を見るという選択が適切なこともあります。
対応の考え方
症状がある場合、進行している場合は対応を検討します。硬さ、痛み、変形、炎症を繰り返すといった状態です。
対応する場合も、一度にすべてではなく範囲を分けて行うことがあります。取り出したあとの形をどう整えるかまで含めて計画します。
不安を煽って処置を急ぐことはしません。何もしないほうがよい場合は、そのようにお伝えします。
診察でお伝えいただきたいこと
覚えておられる範囲で構いません。いつ頃、どこで、どのあたりに入れたか。それだけでも判断の助けになります。
言いにくいと感じられる方もいらっしゃいますが、私たちが知りたいのは経緯ではなく、今の組織がどういう状態かということだけです。
よくいただくご質問
Q1) 全部取り出せますか?
A1) 状態によります。境界がはっきりしない場合は完全な除去が難しく、その場合は範囲と方針を先にご説明します。
Q2) 放置しても大丈夫ですか?
A2) 症状がなく安定していれば経過を見る選択もあります。定期的な確認をお勧めします。
Q3) 何を入れられたか分からなくても診てもらえますか?
A3) 診察は可能です。現在の状態から判断します。
※自由診療です。施術にはリスク・副作用(出血・感染・腫れ・内出血・左右差・瘢痕など)・個人差があります。詳しくはカウンセリングでご説明します。